新理事長就任御挨拶

理事長 鷲見 靖彦

理事長鷲見靖彦

 令和1年12月、中国から始まった「新型コロナウイルス」には、全世界が一丸となって、その流行を抑え込もうとしています。現在ではワクチンが開発され、急速に、その流行が阻止されようとしています。
 白鳳会 鷲見病院では令和2年5月からプレハブを改装して発熱外来を設置し、新型コロナウイルスの対策をとって参りました。令和2年12月末からは新型コロナウイルスの感染拡大で県内の病床が逼迫したことを受け、当院ではコロナ病床5床を確保し、令和3年3月までに7人の新型コロナウイルス感染者に対応して参りました。
 飛沫感染予防としてマスク着用の徹底、3密の回避、また、接触感染予防として手洗い、アルコール消毒によって、この「新型コロナウイルス」のある程度の予防が出来ました。同時に、これらの感染予防を徹底したことで、季節性インフルエンザが殆ど流行しなくなったこと、また、小児感染症が激減した事は特筆に値します。つまり、今回、我々が「新型コロナウイルス」から学んだことは、予防医学の大切さです。感染症の予防はもとより、生活習慣病の予防(職場健診)・がん検診などの予防医学の重要性をあらためて知らされました。
 白鳳会 鷲見病院では、これまで通り創始者の「医療の原点は救急医療であり、都会と田舎で医療格差があってはならない」という信念のもと、最新の医療機器の充実と医師をはじめとする専門職の拡充を図り、二次救急指定病院として24時間365日の救急医療体制を整備して参りました。また、患者ニーズの高まりと共に専門外来(乳腺外来・関節外来・脊椎外来など)の充実も図っています。 令和2年度からは新たに小児科を開設し、地域における日常的な小児医療及び初期小児救急医療を提供し、地域の子育て支援の一環を担っています。
 更に、超高齢化社会に対応した介護・福祉事業の一環として併設した老人保健施設ケアポートでは、入所・ショートステイ・デイケア・障害者短期入所はもとより在宅支援センター・ヘルパーステーション・福祉用具レンタル事業を充実させています。
 また、当法人併設の郡上健診センターでは、これまでの事業として、生活習慣病予防健診、特定健診(協会けんぽ)、郡上市各種健診・がん検診、特定保健指導、人間ドック、一般健康診断等を行って参りましたが、今回の新型コロナ禍で学んだことを教訓にして、今後も予防医学・健診事業の発展・充実に努力して参ります。 社会医療法人 白鳳会は、これからも、患者やその家族から信頼される医療機関作り、職員にとっても働きやすい職場作り、職員教育を行い、地域住民のニーズに応える組織として、全職員がより一層の地域貢献活動を展開し、地域と共に歩む安全で快適な社会医療法人を目指して参ります。

                                                  令和3年4月1日
                                           社会医療法人  白  鳳  会
                                              理事長  鷲 見 靖 彦